暗号通貨ってなんぞ

トレードに飽きたので、暇な時に暗号通貨を他の人と違う角度で見ていきます。

ISPとスマートコントラクトやブロックチェーン

どうもScamCoinerです。

 

頑張って書いた記事が、拡散されるとうれしいものがありますね。

調子乗ってもう一本書いて、寝ようと思います。

 

※そういえば、リンク張ってますが、完全に適当なので。

 図を使わせてもらってるだけです。

スマートコントラクトやブロックチェーンとの関係

ISPは自社サービスや、自社トラフィックに相乗りしているサービスへトラフィックを流すことで、お金を確保しています。

スマートコントラクトや、ブロックチェーンは、個人向け回線を利用して、分散型プラットフォームを提供し、既存サービスよりも中抜きをなくす仕組みです。

中抜きをなくすということは、ISP側も企業からうまみを吸えません。

非中央集権思想とは、企業負担や国負担がなくなり、すべて個人負担となる未来となります。 

 

非中央集権の思想は、現状は中央集権の回線事業のただ乗りであるということは自覚しておかなければなりません。

 

仮に、すべてのサービスが、分散型プラットフォームとなった場合、既存ISPが提供する回線事業がどうなるかというと、個人では負担できないような利用費となる未来となります。

個人が利用できないネットワークを維持するのかはわかりませんが、

携帯のパケ放題なしのプランで、パケ死とかが、ある種正しいISPの形なのです。

 

以下はISPサービスについての説明になります。

この辺を知っておくと、中抜きも悪くないんじゃないかなってなると思います。

ISPサービスについて

ISPサービス使ってますか?

使ってる方も、使ってない方も、ISPサービスってなんだよって話だと思います。

Wikiによると下記です。

インターネットサービスプロバイダ(英語: Internet Service Provider)とは、インターネット接続の電気通信役務を提供する組織のことである。 プロバイダISPなどと略して呼ばれることが多い。 日本では、電気通信事業者であり、インターネット接続事業者(略して接続事業者)と訳されることがある。

つまるところ、法人含むお客さんをインターネットへつなぐ会社です。

へーってなると思うんですけど、

物理回線を提供しているのは、たいていの場合NTTで、昨今AUとかNueroとかが自前回線で提供するようになってきてますね。

無線回線を提供しているのは各事業者で、三大キャリアと楽天が新規参入しようとしてますね。

下記の図のような形で提供している業者はかなり少ないです。

ãISP ãµã¼ãã¹ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

ISP事業

借用回線ビジネス

なんで回線の話をしているかっていうと、ISPが回線持ってない場合が多いんです。

フレッツ〇〇とかは、NTTフレッツ回線からインターネットへ接続させるところだけ相乗りしてます。

MVNOも同じで、3代キャリアの回線を借りて、各事業者が借りてサービス提供しています。

両社同様で、2次借りの状態になっている業者も多々あります。

https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/soldi-prod/uploads/soldi/path/1752/mvno-post-image-07-min.jpg

MVNOって?元通信事業者が教える本当の仕組みとオススメMVNO - インターネット・格安SIMのソルディ

階層型になっている理由

目線を変えるのであれば、インターネットもTier1以外フルルートを保持してません。

Tier2以下は、Tier1のISPにお金を払って、トランジットしてもらうことで、インターネットのサービスを提供しています。

1次回線事業者は回線業者の中でのTier1です。

じゃあすべての回線事業者が、1次回線事業者と接続すればいいじゃんってなりますよね?

そうならない理由は、1次回線事業者よりも2次回線事業者のほうが安いからです。

なので、Tier2、Tier3のように、Tier1まで何次かで階層分けされます。

ãTier1 ISPãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

なんで2次、3次も1次受けと同じ金額で提供しているの?

1次事業者へ接続するお金は2次事業者がお金を負担してます。

じゃあ2次事業者へお金を払う分、普通に考えたら、高くなりますよね?

なんでかっていうと、1次事業者から2次事業者は、帯域でお金を払っています。

 

問題:フレッツ1G回線を、1次ISP事業者が1Gの回線を100個分を所持しています。

   理論値1Gの回線を顧客何人に提供することができるでしょうか。

 

答え:機器の収容限界を超えなければいくらでも。

  100人で使えるように契約していれば、一人頭1Gbgs使えます。

  でも、これを1万人で使えるようにしているかもしれません。

  理論値、ベストエフォートって言葉は便利ですね。

 

さて、1万人程度であれば、まぁ、ちょっと遅いなーくらいに収束します。

常に使ってる人なんてそんなにいないですし、昼の業務時間帯や夜のゴールデンタイムが混むなーくらいでしょう。

 

帯域幅が大きかろうと小さかろうと、提供できるユーザー数に違いはないので、いくつも間に入ることで、回線品質が落ちることを考えなければ、2次、3次もそこまで価格に影響はありません。

じゃあ1次受け以外死ねばいいじゃん、馬鹿なの?

ほとんどの場合、そういう風に考えるんですが、ISPは通信事業以外にもサービスを提供、もしくは相乗りしてもらってます。

相乗りしてもらってるサービスから、お金を取ることで、安くしていたりもします。

 

例えば、NetflixとかHuluとかの動画配信サービスとIX経由でBGPピアリングしているようなISPだと、

NetflixやHuluへトラフィック流すと、その分NetflixやHuluからトラフィック分のお金をもらえたりします。

 

自社サービスだと、昨今少なくなってきましたが、メールやwebサーバーの貸し出しとかですね。

Line社だったら、Lineで使うトラフィックについては、モバイル通信にカウントしないとかしてますよね。

 

自社サービスや、自社トラフィックに相乗りしているサービスへトラフィックを流すことで、ISPはお金を確保しています。

あれ、でも結局1次受けしか回線提供してないんだよね?

末端の回線提供は1次受け事業者が実施しています。

そのお金は、個人からの負担だけでは全く回収の見込みがありません。

 

なので、企業の方針で、需要の見込みがあるところに立てていきます。

 

1990年代までは、国が主導で進めてきた兼ね合いから、山奥にも電話回線が通ってます。

でも通信の自由化が進むことで、山奥への回線提供は、かなり後回しになってきました。

※いまだにADSL回線しかない地域が多いのは、NTTが民営化したからです。

 

中央集権からの離脱をしたことにより、住みずらいところは、住みづらくなる流れとなっていますが、果たしていいことなんでしょうかね。